「jQuery」を使うための準備と使い方について
「jQuery」を使うための準備と使い方について記載していきます。

jQueryを使用するとHTMLで作られたページに動きを付けることができますが、使うためにはまずHTMLファイルにjQueryを読み込ませる必要があります。
jQueryを読み込ませる方法
</body>の直前に、下記を記載することで、ページ内でjQueryを使用することができます。
<script src="https://ajax.googleapis.com/ajax/libs/jquery/3.4.1/jquery.min.js"></script>
上記はgoogleによるCDNの読み込み方法となります。
jQueryの公式サイトからファイルをダウンロードして格納して呼び出す方法もありますが、CDNで読み込ませたほうが1行記述するだけで事が済むため、一般的にはこちらの方法が使われています。
また「3.4.1」の部分がバージョンです。
現在(2020/1/8時点)では上記のバージョンが最新のものですが、機能の追加や修正などでバージョンは随時更新されていきます。
最新バージョンについては、こちらより確認が可能です。
使い方について
HTMLファイルに直接jQueryのコードを書いていく方法と、別途jQuery記述用のjsファイルを用意してHTMLファイルに読み込ませる方法があります。
HTMLファイルに直接jQueryのコードを書いていく方法 について
一般的に1ページ内でのみjQueryが使われる場合にこちらの方法が選択されます。
記述した読み込みコードと</body>の間に記述していきます。
<script>
$(function(){
//ここにコードを記述していく
});
</script>
jQuery記述用のjsファイルを用意してHTMLファイルに読み込ませる方法について
複数のページで同じjQueryを使った処理を行う際に、こちらの方法が選択されます。
まず記述用のjsファイルを用意します(ここでは仮に 「script.js」と名前を付けます)。
「script.js」には、下記の記述を行います。
$(function(){
//ここにコードを記述していく
});
「script.js」内では<script>タグは必要ありません。
そしてHTMLのファイルに下記のように「script.js」を読み込ませる記述をします。
<script src="script.js"></script>
<script>タグのsrc属性で「script.js」のパス指定を行っいます。
上記はHTMLファイルと同じ階層に「script.js」が存在している場合の記述です。
HTMLファイルと同じディレクトリに「js」フォルダがあり、その中に「script.js」が存在している場合には
<script src="js/script.js"></script>
という記述になります。
<script>タグの中身は空でOKです。
これで準備は完了です。
以上となります。